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2005年12月30日

かつらで有名に

TVでかつらであることが、私の知り合い、取引先には相当知られた。
業界でも有名になった。
商売上はメリットが多い。
まず、名前と顔を覚えてもらえる。
営業という商売柄、これは圧倒的なメリットです。

営業でなくても印象が薄いのは良くない、いかなることであれ、印象に残るのは悪いことではない。
「かつらなんか着けやがって、なんだあいつは」などという人はいない。
かといって今はかつらであることを自分からあえて言わない。
当時は、言わなくても分かっていたので楽。

私が知らない人でも、私を知っている人がたくさんいた、これも楽、
こちらは始めて会った人だが、相手からはわたしはすでに知っている存在、親近感は一気に深まる。

TVに出たということは、私にとってかつらが秘密の事項、触れてはならないこと、ではない。
相手も気を使わなくても良いので楽、堂々と髪をしみじみみる、
「よく出来てますね、自分も着けようかな」という人もいます、
髪の薄い人は特にそうですね、わたしは広告塔ですね。


かつらはタブー?

わたしの場合はこれがなかった。
しかし、今は違う。
相手と話をしていて、視線が気になる時がある、なんとなく視線が髪に行ったり来たりしている。
これは感ずいているなと思う、かつらがそんなに珍しいかなと思うが、相手は珍しいのではないでしょうか。
その職場の一回り見渡してもそれらしき人はいない。
何に興味があるのかわからないが、
1.かつらっぽいな
2.かつらはどんな構造をしているか
3.かつらで隠した部分はどうなっているか(どの程度はげているか)
その他あるでしょうが、そんなものでしょう。

そんな視線を感じたとき
下を向いたり、無視したりしない、
「にやー」と笑って言外に「わかりますか?わかりましたか、そうです、かつらです」そんなメッセージをおくります。
相手は安心します、触れていけないタブーにしてはいけないと思いますよ、タブーとはちょっとオーバーですが、お互いにこれは重いような気がします。

もっと気軽にしたいというのがわたしの基本的な考え方です。
所詮かつら、たかがかつらですよ、でもかつらです。
この辺の感覚ですかね。
次回はかつらから離れますが、植毛の話をしましょう。
植毛のモデルの提案があり、植毛をしました。
これは貴重な体験ですよ。


投稿者 ogawa : 2005年12月30日 10:42 | トラックバック

2005年12月25日

かつらで雑誌、TV出演

私の場合は、かつらをキャンペーンでただで作ってもらったが、
メーカーも当然思惑があり、交換条件があった。

ただで作る代わりに宣伝で利用しようということだ。
キャンペーンの応募条件には当然その項目があり、納得していたが、
想像以上に大掛かりに行ったのでびっくりしたのが実感。
当初は花嫁募集なので何らかの形で宣伝しなくてはいけない、
当時の女性雑誌で「微笑」というのがあり、
そこにかつらの5〜6人の写真が載り募集記事が2回掲載され応募を受け付けた。


雑誌に出た

雑誌をみて、私を知らない人が、写真の人物が私だと分かることはないし、関心もないだろう。
私を知っている人が記事を見て「誰かに似ている・・・、あ あの人だ」てな具合でかつらであることがわかる。
記事を見ていない人は「ちょっと違うな」という程度で確信はなさそうだが、何度か見ていると分かる。

当初は、着けるにも気を使っているし、気にしていたから、比較的ばれにくい、
疑われる、それっぽいという印象はあるだろう。
だんだん慣れてきて、手を抜いて手入れをちゃんとしないと当然であるがばれやすい。
雑誌での反応はそれほどではなかった。次は実際のお見合いの場面。


TV出演

お見合いはホテルで行われた。
なんとそこにはTVカメラがあり、生島ヒロシがマイクを持って立っていた。
順番にインタビューが行われた。
はっきり言ってびっくり、そこまでやるか、もういいや、開き直って楽しくやろう、
TVに出ることなど2度と無いかもしれない、且つ全国放送でなんて最高ジャン、
と気持ちを決めて望んだ。

ここまで来て今更どうのこうので、いじけてもしょうがないので、
堂々とかつらであることを主張しようと考えた次第。
結果がどうであったかは、分からないが。
この反響が大きかった。
結構見ている人がたくさんいて、話題になった。
当時は営業をしていたので、いろいろな会社を訪問していたので、
そこで、主に女性社員から、笑顔で迎えられることが多かった。
笑いは嘲笑ではなく、自分の思い込みかもしれないが、暖かく見守ってくれている笑いかなと感じまます。
「こいつかつらだ、ハハハ」ではなく「このひとかつらなのね、フフフ・・・・」こんな感じかな。
TVに出てしまえば怖いものはない、今更隠す必要も無いので、非常に気持ちは楽になった。

次回は、TVに出て有名になったメリットをお話しましょう。


投稿者 ogawa : 2005年12月25日 10:30 | トラックバック

2005年12月20日

初めてのかつら体験

初めてかつらを着けた時の事をお話しましょう。

前回お話したように、広告に応募して、ただでもらったかつらだ。
一番初めは技術者の方に着けてもらいました。
なんとなく簡単に着けていました。プロですから当然ですが。

そのときのかつらはピンでかつらのベースと自毛を留めるワンタッチタイプもので、
なんとなく取れないかなと不安が大きかったし、非常に気になりました。
人にどう見えているかが気になり、落ち着かない、
鏡や窓に自分の姿が映ればつど見ていました。

家に帰った時の家族の感想は非常に好評でした、「若くなったんじゃない」ということ。
そこでほっと一安心。
自分で見ても若くなったなー(年相応になったのが本当ですが)と感じ気に入りました。
夜ははずしました。


問題は翌日の朝。

自分で着けようとしたが、どうもしっくり来ないというか、うまく着けられない。

取れそうで何度も着け替えをしていた、浮いているようで、大丈夫かなと非常に不安。
これは1週間くらい気になりました。
人の視線がどうのこうのではなく、風でとれないかとか、
人と接触してとれないか、満員電車でとれないかそこが気になりました。
今思うと、激しい運動とか、水泳(プールはキャップをかぶるから問題ない)とか、
わざとかつらを引っ張ったりしなければ、かつらが取れることはほとんど無い。
多少ずれて、取れそうになることはあるが、そんなときはトイレに行って直せばすむこと、
大したことではない。


そして、会社に出社して、
初めて同僚と会ったとき、なんとなく違いが判ったようだ。
「なんか違うな、あれー、」などと話していた。
実際にはかつらだとは分かったのですが、それほど不自然ではなかった。
自分の髪も薄かったが、無かったわけではないし、努力をして髪があるかのようにしていたので、
多少の違和感はあっただろう。しかし、年齢から考えれば、歳相応でむしろ自然。


かつらを着ける時期
ここでかつらを着けるのなら、大分薄くなってからだと、不自然に感じられる。
禿るのは遺伝といわれているので、親が禿ていれば禿る確立は高い。
それと、髪が細くなり、ちりちりに近いようになれば禿げる。
この段階でかつらを着ければ不自然にならず、だんだん馴染んできて身体の1部になる。
今の私はこんな状態。かつらが普通。

はじめは、かつらを着けていることに違和感や不安はある。
しかしすぐに慣れてくる。
その次はかつらということが、ばれるかどうか、その辺をお話しましょう。


投稿者 ogawa : 2005年12月20日 15:09 | トラックバック

2005年12月12日

私のかつらな日々:決断

今週の月曜日にスタジオに行ってきました。
かつらの整髪するところをスタジオといいます。全部がそうかは判りませんが。

スタジオも美容師系と理容師系があります。
初めのかつらは理容師系で、技術者は男が多かった。
今のは美容師系で若い女性の技術者が多い。
しかし、こういう場なので当然恥ずかしくも無く、普通。
はげを見られるのはいやだから、かつらな人だが、この場ではお互いに了解の上なのでなんと言うことは無い。

さっぱりしますね。いい気持ちでした。
サービスを受けるというのは気持ちのいいもので、特にシャンプーされるのは最高ですね、毛が少ないが。
エステが高くても人気があるのがわかります。


私のかつらの決断の話をしましょう。

背中を押すのはきっかけですね。
メーカーに相談に行くのも億劫で、なんとなく時間が過ぎてゆくが、悩みは変らない。
ただ、何とかしたいなという気持ちだけ。

毎日のヘアスタイルは、はげ隠しの格闘、2:8分して、隠してもやはりおかしい。
なんとなく自信が持てない。積極性にかける。いい要素は無い。
では、といっても行動が伴わない。
そんな人が多いかどうかはわかりませんが、私はそうでした。

そのまま過ぎてしまう人、行動し、かつらな人になる人。
私は今も当時もやってよかったと、思っています。
どうせするなら早いほうがいいというのも実感。

悩んでいるだけその時間が無駄。
着けてみて、いやなら止めれば良いんじゃないかなー。
今なら言えることだけど。
実際にかつらを紹介して、途中で止めた人がいました。
ただ、やらないと始まらない。
やってみれば、これからどうするのかが決まる、決まったらもう悩むことは無い、
しかし悩むが、そこでは悩んでもしょうがないとこ迄いってしまったと言う事。


そんなときに、新聞が雑誌かの広告でタイトルは忘れたが、
かつらがただで作れて、お見合いするというかつら会社の企画があった。

10人くらい限定ということで、たくさん応募があるだろうから、と気軽に応募した。
妹からの試しにやってみたらと背中を押されたこともある。
(因みに妹は美容師で、当然髪には関心があり、いつも整髪してもらっていた。
薄いなーと思っていたのでしょう)

年齢は27,8だったと思うので、結婚はまだ考えていなかったが、
かつらがただでもらえるならいいかというだけで応募。
そして、面接にいって大体の説明をきいて、了解した。
応募者は少ないようであった。
当然合格。
かつらを作って、かつらな人となった。
たいした決断ではなかったような気がしますね、本当にちょっとしたきっかけでしょう。


初めてかつらをつけたときの感じ、他人の視線については、次回お話にしましょう。


投稿者 ogawa : 2005年12月12日 12:57 | トラックバック

2005年12月05日

私のかつらな日々:なぜかつら

何故、かつらを着けようとしたか?

年齢相応の髪の量であれば、当然関係ありません。
いわゆる、若はげ状態。
この状態は、年齢が実年齢よりも10歳は老けて見られる。当時では40歳近い。

勿論、顔の表情や顔つき、体形などもあるが、
髪は年齢を判断する重要な要素だと思う。

例えば、白髪が多くても老けて見られるが、染めれば何とかなる。
あまりに黒すぎても、かつらだと疑われる。
いずれにしても、年齢相応ではない状態は老けて見られる。
これが1番いやだったですね。

老けて見られると、まずもてない。
会った瞬間、子持ちのおやじに見られる。
背が低い(162cm)、これでデブだったら最悪。
もてない要素の「チビ・デブ・ハゲ」のすべてが揃う事になる。
まだ、結婚もしていない27歳がこれではこの先が暗すぎる。
てなわけで、前回のようにかつらでも考えていた次第です。


しかし、かつらを着ける際に気になるのは、かつらは嘲笑の対象になるということ。
かつらはハンデキャップドの人を見るような同情の視線や回避の視線ではない。
これは長年の経験による実感。
電車の中で女子高生から笑われる、コンビニでレジの子から笑われる、結婚式の挨拶をしているときに笑われる、なんとなく陰口と視線感じる等。

しかし、これらは毎日あるわけではない。
そういう時は必ずあるということ、それも1ヶ月に1回は有るか無いでしょう。
覚えているくらいだから。


ここが究極の選択。


かつらをつけて嘲笑されるか、老けて見られるか?
さーどちらを選びますか?


髪が薄いというのは、それだけで劣等感の対象になる。
開き直れていないから、なんとなく自信が無く、伏し目がち、それをカバーできるだけの別な才能や金があればいいのだが、普通は無い、当然私も無い、ごく普通の人間。
名も功もある俳優さん、実業人、文化人でもかつらをしているのだ!!

髪が薄くて、自信たっぷりの人でも、私の視線が髪に行ったときは、彼の視線が一瞬、伏目がちになるときがある。
なんだかんだ言っても、所詮はそんなものでしょう。
それは、かつらな人でも同じ。
他人の視線が髪に来ると、思わず視線をそらしてしまう。
どちらでも同じ条件のような気がするな。
どちらでも同じなら究極に選択にはならないが、でも、私にとってみれば、究極の選択でした。

究極の選択:1週間間、考えてみてください。

来週は私の考えをお話します。


投稿者 ogawa : 2005年12月05日 00:03 | トラックバック


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