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「もちろんこれだけで満足するわけではなく、さらなる進化を求めて研究を続けました。」
お客様からのご要望や、天然毛髪の研究によっていくつかの改良すべき点が見つかったという。
「髪のかたさや太さといった髪質は十人十色。しかも、天然毛髪は濡れた時に水分を吸収し柔らかくなり、その後時間の経過と共に徐々に乾燥して硬さを取り戻すという性質があります。髪質の個人差に加えて天然毛髪特有の挙動など、お客様一人ひとりの自毛に適した人工毛髪の開発は困難だったのです。」
「これを解消するために、まずは天然毛髪の分析を徹底的に実施しました。」
日本人の標準的な毛髪の湿度変化による硬度や、乾燥にかかる時間などの統計を分析し、天然毛髪に近いものを再現できるように開発を続けたとのこと。
さらに人工毛髪の髪質にもこだわったとのこと。
「髪の毛の太い人もいれば、細い人もいます。さらに頭の場所によって髪の毛の太さに変化もあるのです。それなのに画一的な人工毛髪の太さでは、真の意味での自然さは、表現できないと考えました。」
日本人の髪の太さの平均値は、およそ70ミクロン〜80ミクロン。それに合わせて、人工毛髪の太さにバリエーションを設け、お客様の髪質に最適なものを選べるように開発を行ったのである。わずか10ミクロンは目で見てもほとんどわからない程度の差ではあるが、究極の自然さにこだわった結果だ。
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